こんにちは、木村久美です。
40代になり、老後資金への意識が高まるケースが増えています。
3年前の、老後資金2000万円問題がキッカケ、という方も少なくありません。
会社員の方から、次のようなご質問をいただきました。
43歳会社員、年収470万円です。
会社に退職金制度がなく、将来のことを考え貯めておいたほうがいいよね、と考えるようになりました。
そこで、退職金代わりといいますか、イデコを検討しています。
近所の銀行でいいのか、一度ちゃんと探してみたほうがいいのか。増やすとなったらどんな商品を選べばいいのか、全然わかりません(・・;)
こんな状態でも、イデコを選んだほうがいいのでしょうか。
どれくらいメリットがあるのか、ぼんやりしか分かりません。
退職金代わり、老後資金づくりと考える場合、イデコが最強です^^
毎年の税金がおトクにできます。増やすことも期待できます。質問者さまの場合、所得税と住民税をあわせて、30%分の税金がやすくなります。
たとえば、イデコで、月2万円積立するとしますね。
すると、年7万2000円も、税金がおトクになってくれます。
60歳まで継続できれば、122万円以上になってくれます。かなり大きいですよね^^
さらに、イデコは、投資信託を使って増やすことも可能です。金融の世界では、投資信託でながく運用することで、5%ほどの収益が期待できると言われています。
60歳まで積み立てると、408万円です。
それが、636万円ほどになってくれるでしょう。
税金がおトクにできて、増やすことも期待できる。これが、イデコの魅力です^^
ただ、どの金融機関(運営管理機関)をえらんでも、同じ手取りになるかというと、実はそうではないのです。
たとえば、手数料です。金融機関によって、毎月引かれる手数料が違います。
一番安いところと、高いところでは、3倍も違います。
その手数料の差は、17年間で、8万円以上にもなるのです。
そのため、ご近所の金融機関、という選び方ではなく、手数料が低いところから選ぶ、というのも1つの方法ですよ^^
商品えらびも、金融機関によって扱いが異なります。その分、増え方に影響することがあります。
投資信託は投資商品ですので、キホンは理解しておいたほうがいいです。
イデコは、こちらで完全網羅できますよ。
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