こんにちは、木村久美です。先日、
「老後のお金の引出し方で、こんなに残高がちがいます」
というメルマガを、発行しました。読者さまから、
「将来のことをきちんと考えておかないとダメですね」
と反響をいただきました。
メルマガのバックナンバーは公開していないのですが、今回、一部シェアをさせていただきますね。
現在の高齢者の方は、資産運用歴の有無によって、お金の使い方が異なるというお話をしました。
1、ずっと資産運用をおこなっている
生活資金として、国からもらえる年金のほか、運用で得られた利益を取り崩す。
また、運用しながら、一部を引出すケースが、多いです。
金融資産が多いほど、その傾向が、おおきくなっています。
2、過去に資産運用をしていた、あるいは、未経験
年金生活を送りながら、預貯金から現金を取り崩し、生活するケースが中心になります。
現金は安心安全といいますが、一方で、長生きリスクというものがあります。
現実的な話、長生きにともない、お金が必要になってくるわけですよね。そのリスクがどういうものか、シミュレーションしたいと思います。
仮に、65歳時に、手元に、1000万円あるとしますね。
生活費の足しに、月5万円を引き出すとしましょう。何歳のときに、資産がなくなるのかを、試算しました。
・月5万円を引き出す場合 → 81歳
・5%複利運用しながら引き出す場合 → 100歳
運用しながら取り崩すことにより、
約20年も、資産の温存効果が期待できる
ということが分かります。
老後になり、特別なことをしているわけではありません。
40代50代から運用をはじめ、そのまま続けているだけなのです。
つまり、資産運用のしかたが分かれば、生涯活かすことが可能ということなのです。
そう考えると、現役時代のいまが、大事な時期だとわかります。
先のことはなかなか考えにくいですが、「分からないなりに、対策を打っておく」。
これが、貯蓄じょうずの秘訣です^^