51歳自営業「国民年金を払うのをやめようかと・・」の後日談

こんにちは、木村久美です。

老後資金をテーマに、お話させていただきますね。

51歳自営業の方からの、ご質問です。

国は当てにならないから、国民年金を払うのをやめようかと思うのですが・・。

支払いをやめた分を、投資にまわしてはどうでしょうか。

結論から言いますと、

国民年金の支払いを続けることで、メリットがありますよ。

終身で、受け取れるお金だからです^^

それだけではありません。たとえば、受取りを1年遅らせることができれば、年金額が8.4%増えてくれます。

70歳まではたらいて、70歳から年金を受け取るようにすれば、42%も増えることになります。

仮に、65歳からの年金が、200万円受け取れるとしましょう。

70歳から受け取れるようにすると、受取額は、いくらになるかというと・・

284万円になります。

結構、増えてくれますよね^^

お元気なときは、はたらくことで、労働収入が確保できます。その際、年金を受け取らずに生活できそうであれば、先々、年金がアップしてくれるということです。

この事について、ちょっと補足しておきますね。

・65歳から受け取れる年金
・年金を繰り下げて、平均余命まで受け取る年金

の合計額は、そう変わらないとは言われています。が!年々、長生きされる方は増えています。

長生きすれば、増えた年金が、ずっと受け取れるということなのです。

それから、国民年金は、病気や怪我で、生活や仕事などが制限されるようになった時は、障害年金が支給されます。

支払っていない場合は、こういったお金が、受け取れなくなります。

貯金で、まかなわなければなりません。

このように考えると、国民年金は、実は、ありがたい存在なのです^^

ただ、注意点は、あります。自営業の場合、年金が、満額でも、月6万円ほどしかありません。

将来、この年金だけでは、生活が厳しくなることが考えられます。

そこで、自営業の方が対策できる方法として、

・国民年金基金
・小規模企業共済
・イデコ

があります。

いずれも、自営業にとって嬉しい、節税ができます。節税額は、どれも同じです。

ただ、増え方は、違います。

できるだけ増やそうと思ったら、イデコが候補になります。

運用商品で、投資信託が選べるためです。

これまで利用したことがない場合も、ご安心くださいね。国が用意しているからには、ちゃんと理由があります。

初心者でも、無理なく利用できる仕組みに、できているのです。

・・というお話をしたところ、国民年金の支払いを継続し、イデコをスタートなさいました。

すぐに始めた理由は、投資信託の性質です。

早めにスタートすることで、お金が育ちやすくなるのです。

それにより、老後の安心を手に入れることが、期待できるようになりますよ。

具体的な運用法は、こちらに、まとめています^^

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